美味しい牛乳。新鮮、やさしさ365日

製造へのこだわり

しぼりたての味覚を食卓へ

乳製品に限らず、食品業界における最大かつ普遍のマーケティング・テーマは、“鮮度”と“品質”です。

常に新鮮で高品質の製品を、いかに迅速かつ低コストで消費者のもとにお届けするか。

技術革新が進み、日持ちのする製品が市場に出回り、低温流通も飛躍的な進歩を遂げようとしていますが、白然の恵みそのものがパックされているともいえる乳製品にとって、“鮮度”の価値はあいかわらず高いものがあります。

むしろ、そうした日持ち改善技術が進むほど、“生”なもの“しぽりたて”のものへの欲求が強まっている状況です。

幸いにも私たちの岡山県は、全国有数の酪農県であり、県北を中心に多くの酪農家が恵まれた気候風土のもと、常に新鮮で高品質の原乳づくりに努力されています。

私たち梶原乳業は、この恵まれた条件を最大限に生かし、毎日酪農家から直送される新鮮な原乳を原科に、1年365日、常にしぽりたての味覚を食卓にお届けしています

 

本物の味づくりを目指して

今日、コンピューターとエレクトロニクス技術の発達によってもたらされつつある日進月歩の技術革新は、乳業業界においても決して無縁ではありません。

あわせて消費者の嗜好の変化、ライフスタイルの変化は、私たち乳業メーカーに多様化時代にふさわしい多品種少量生産型の新しい生産システムの確立を迫っています。

梶原乳業では、新しい時代に積極的に対応した、より一層の品質の向上と、フレキシブルで効率的な生産システムの確立をめざしています。

工場の最大の特徴は、従来の乳業メーカーのイメージを一新する明るく開放的な空間設計と、整然とした施設レイアウト。

さらに健康をあずかる食品メーカーとしての責任を具体的な形で各工程の施設配置に表現しています。

そして今日の他品種少量生産への需要家の要求に迅速かつフレキシブルに対応できるよう、タンクや配管のレイアウトも従来にない工夫がこらされています。

この工場で生産される製品の数は、1リットルのパック牛乳に換算して一日25万本。岡山市に住む全人口の二分の一の需要をまかなえる生産能力です。

 

新鮮、おいしさを支えるフレッシュ宅急便

昭和30年代にはじまった流通革命は、乳製品流通にも画期的な変化をもたらせました。

大量生産・大量消費時代に入り、それまでの自転車などによる宅配一本だった年乳流通に、ほとんど革命的ともいえる変化を迫られました。

紙パックはそうした時代の要請を受けて開発・登場したものです。そして今日、時代はまたもや大きく変化しています。

多様化する消費者の嗜好に的確に対応する多品種少量生産を実現しつつ、かつ生産・物量のすべての面におけるローコスト化が要求されているのです。

生産もさることながら、とりわけ変化が要求されているのが物流です。
以前にくらべると飛躍的に増大している多様な製品を、製品の鮮度をそこなうことなく、一分でも一秒でも早く、かつ正確に、お取引先にお届けすることが求められています。

梶原乳業では、OJTによる万全の常業員教育とコンピューターを利用した独自のクイック・デリバリーシステムの開発で、こうしたお取引先の要請に積極的にお応えしていきます。

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